協会概要About

函館測量設計業協会とは

函測協は道南地域の土木・測量・調査・設計業の会員が集い、新しい技術の導入や測量設計業の社会的地位の向上を図るために研鑽を重ねている団体です。次世代の技術者を育てるための啓発活動や国土強靭化のための社会資本整備を専門家の視点から提案する活動も行っております。各種委員会や部会が組織的な活動の中枢となり、会員の技術向上や親睦のみならず、地域社会の未来のために、関係機関との連携を保ちながら活動しています。

函館測量設計業協会の様子

ごあいさつ

函測協の発展を目指して

函館測量設計業協会 
会長
久保 三雄

会長顔写真

 平素は、私ども函館測量設計業協会をお引き立ていただきまして、誠にありがとうございます。
 当協会は、昭和46年1月1日に「函館測友会」として発足した後、幾多の変遷を経て2021年1月に創立50周年を迎えました。発足当時は、5社でスタートしたものが、今日、渡島檜山管内の函館会員36社、管外の札幌会員23社、管外の準会員55社、総勢114社(令和4年4月現在)で構成する大きな組織に成長することができました。当協会がここまで発展することができましたのは、偏に、管内の市民の皆様をはじめ関係機関並びに関係諸団体の皆様のご指導ご支援と、会員の皆様の長年にわたるご協力とお力添えの賜であると深く感謝申し上げます。

 50年前は、「列島改造論」が提唱された頃で、公共事業に係る測量・設計・調査業務等が、官公庁直営から委託業務として私共民間に発注されはじめ、当時は、官公庁の業界に対する信頼感を含めまだまだ揺籃期でありました。測量設計業に関する発注、仕様書、各種制度等の整備に伴い、業界の技術力や経営力が高まるとともに、社会資本整備に関わる重要な役割を担う業界の技術・知識集団へと成長発展しながら、歴代会長の先見性と指導力のもとに、幾多の試練を克服しその基礎を確立しつつ今日を迎えたわけであります。
 この50年余りは、高度成長期を経て今日の不況期へと、正に激動と変革の時代でありました。そして、新しい10年へとスタートした時には、東日本大震災が発生し、その被災地の現状と復興を契機として、国民は一極集中によるぜい弱な国土の構造と事前防災・減災の重要性を再認識するとともに、いわゆる「2011.3.11」以降は、国家と国土に対する認識が大きく変化したと云えます。我が国は今、防災・減災をはじめ、インフラ老朽化への対応を含め、雇用の問題、地域経済の再生、いわゆる公共事業の抑制による従事者と技術・技能者の大幅減少の顕在化による危機感から、公共事業の意義を再確認し「国土強靭化」の実現へと新たな前進を歩み始めたのであります。
 また一方、地元函館を中心とした南北海道においては、2016年3月新幹線時代が幕を明け、北関東、東北地方との「人・物・文化・情報等」の活発な交流が大いに期待されるとともに、北海道の再活性化に向けましては、道都札幌への北海道新幹線の早期全面開通が南北海道をはじめ全道の大きな期待となっております。

 私ども函測協は、半世紀の節目を迎え、こうした時代の変化に的確に対応するとともに、地域社会の経済基盤の安定化と強靭な国土の形成目指し、地域の安心安全のため生活基盤整備の促進を図りながら着実な一歩一歩を歩み、新たな10年を目指し挑戦し続ける覚悟であります。
 ここに、この間賜りました関係機関各位並びに会員各位のご支援、ご協力に対し深く感謝と御礼を申し上げますとともに、改めまして、今後におきましても、ご指導ご鞭撻をお願い申し上げ、函測協の前進を目指す決意といたします。

協会のあゆみ

昭和46年(1971年)

1月
函館測友会設立[事務所:東川町22番12号 (株)小林土木工業所内/会長:(株)小林土木工業所 小林武雄/会員:5社]

昭和49年(1974年)

6月
函館測量設計協会設立[事務所:大手町13番5号 (株)布村測量設計事務所内/会長:(株)小林土木工業所 小林武雄/会員:35社]

昭和50年(1975年)

1月
函館測友会から函館測量業協会に名称変更 会員26社

昭和52年(1977年)

9月
函館測量業協会と函館測量設計協会を統合し、函館測量設計業協会に名称変更
[事務所:東川町22番12号 (株)小林土木工業所内/会長:(株)小林土木工業所 小林武雄/管内会員:43社 管外会員:16社]

昭和55年(1980年)

4月
事務所移転[事務所:中島町35番27号/会員:63社/事務員:1名]

昭和59年(1984年)

3月
事務所移転[事務所:杉並町17番10号/会員:60社/事務局:2名]

昭和60年(1985年)

10月
全道測量設計業協会団体協議会連絡協議会開催[ 湯の川観光ホテル 会員:62社]

昭和63年(1988年)

1月
会長:(株)布村測量設計事務所 布村真一/名誉会長:小林武雄 [会員:74社]

平成2年(1990年)

6月
経緯度標モニュメントを函館市役所前庭に寄贈[会員:79社]

平成5年(1993年)

1月
事務所移転[事務所:千歳町21番13号 桐朋会館 2階/会員:77社/事務局:3名]

平成5年(1993年)

7月
北海道南西沖地震発生 奥尻町に58名災害復旧測量調査員派遣[会員:77社]

平成6年(1994年)

2月
会長:臥牛測量設計(株) 白尾博彦/名誉会長:布村真一[会員:73社]

平成7年(1995年)

6月
経緯度標モニュメントを大野町中央公民館前庭に寄贈[会員:75社]

平成8年(1996年)

2月
会長:(株)薄田測量設計事務所 薄田利秋[会員:78社]

平成9年(1997年)

8月
「測量地図展 in 函館」丸井デパートで開催 入場者 1,609名
経緯度標モニュメントを七飯町役場前庭に寄贈[会員:86社]

平成12年(2000年)

9月
会長:函館土木調査(株) 小坂雅敏/名誉会長:薄田利秋

平成14年(2002年)

9月
函館測量設計業協会 創立30周年記念式典 湯の川花びしホテル
全道測量設計業協会団体協議会連絡協議会開催 同上[会員:/86社]
ホームページ開設 http://sokuryou.hakodate.jp/

平成17年(2005年)

1月
函館測量設計業協会創立30周年記念事業[会員:83社]
函館市中部 2級基準点 31点設置
ホームページ更新 http://sokuryou.hakodate.jp/

平成17年(2005年)

12月
説明標示石を大野町本町の北海道指定史跡
開拓史三角測量一本木基点横に寄贈[会員:81社]

平成18年(2006年)

5月
会長:(株)小林土木工業所 小林雄次/名誉会長:薄田利秋/顧問:小坂雅敏[会員:80社]

平成20年(2008年)

5月
会長:(株)東鵬開発 久保三雄/名誉会長:薄田利秋/顧問:小坂雅敏[会員:74社]

平成26年(2014年)

5月
会長:(株)東鵬開発 久保三雄[会員:71社]

平成29年(2017年)

5月
会長:(株)東鵬開発 久保三雄[会員:64社]

平成30年(2018年)

5月
会長:(株)東鵬開発 久保三雄[会員:61社]

令和元年(2019年)

5月
会長:(株)東鵬開発 久保三雄[会員:61社]

令和2年(2020年)

5月
会長:(株)東鵬開発 久保三雄[会員:59社]

令和3年(2021年)

5月
会長:(株)東鵬開発 久保三雄[会員:60社]

令和4年(2022年)

5月
会長:(株)東鵬開発 久保三雄[会員:59社]

令和5年(2023年)

5月
会長:(株)東鵬開発 久保三雄[会員:59社]

事務局

所在地:北海道函館市千歳町21番13号桐朋会館2階 
TEL 0138-26-3323 FAX 0138-26-2766